首都圏TOPIX 前の記事 もくじ 次の記事

2015.6.10
自然体で横綱に 照ノ富士 山田後援会長に決意
 
       
照ノ富士(中央)が「日本のお父さん」と慕う山田会長(同左)。
集まったファンから「次は横綱」の期待が寄せられた
 大相撲夏場所で初優勝を遂げ、大関に昇進した照ノ富士(伊勢ケ浜部屋)が9日、東京都世田谷区上馬に同部屋後援会「福の会」の山田春雄会長(五所川原市出身)を訪ね、自然体で横綱を目指す決意を披露した。

 山田会長は照ノ富士が間垣部屋から移籍してきた時から熱心に応援し、照ノ富士から「日本のお父さん」と慕われている。
9日は山田会長を通じた五所川原市ゆかりのファンら20がお祝いに集まった。

 「アットホームなお祝いにしたい」という山田会長の配慮に応え、照ノ富士は付き人を伴わず1人で会長宅を訪れた。五所川原市には2回合宿に訪れているといい、「青森の人は性格がモンゴル人に似ている」と話すなど会長の古里がすっかり気に入った様子。
 今後については「あまり意識していない。今までやってきた通り稽古すれば次につながる」と語った。

 山田会長は「きょうは実家にあいさつに来たようなもの。親心としては、大きなけがをしないようにしてほしい」と話した。