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2015.6.8
津軽塗りで食卓演出を  弘前の笹村さん 全国交流会で紹介
 
       
自らデザインした紋紗塗の器を紹介する笹村さん
 全国の教室主宰者らでつくる「花・芸術文化協会」(鬼頭郁子理事長)主催の交流会が3日、東京都港区のレストラン「アムール」で開かれ、同協会会員の笹村恵子さん(弘前市)が津軽塗を使ったテーブルコーディネートを紹介した。

 交流会は年2回ほど開かれており、今回は都内外の会員ら25人ほどが出席した。

 笹村さんは、伝統工芸品を使ったテーブルコーディネートに取り組んでいることを説明し、津軽塗について「輪島塗の倍の工程で作られ、非常に丈夫」とPR。自らデザインし、津軽塗職人の松山継道さん(弘前市)に制作してもらった紋紗塗の器やテーブルプレートを会場に持ち込んで紹介した。

 さらに「日本の伝統工芸品には素晴らしいものがたくさんあり、テーブルコーディネートなどで演出し、商品の価値を高めることができる」と力説した。