首都圏TOPIX 前の記事 もくじ 次の記事

2015.6.4
本県作家が力作出展  第71回現展
 
       
準会員に推挙された笹森さんの作品「奥入瀬の流れ
 美術団体・現代美術作家協会の「第71回現展」が東京都の国立新美術館で開かれており、同協会北奥羽支部所属の本県作家が力作を出展している。8日まで。

 今回は全体で約500点を展示。
そのうち本県からは約20点が出展されており、同支部長の滝沢哲雄さん(十和田市)の油彩画「創世花・宙」が上から3番目の会員賞を受賞。
油彩画「奥入瀬の流れ」を出展した笹森幹生さん(弘前市)が準会員に推挙された。

 滝沢さんは「創世花・宙」について「化石の中にあった花を県内で見つけ、作品のモチーフにした」と説明し、受賞を喜んだ。

 笹森さんの「奥入瀬の流れ」については「色彩が良い。水が流れる音が聞こえてくるようだ。奥入瀬独特の色が表現されている」と語った。